株式会社オハラ 導入事例
- 吉丸
- 2 時間前
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■クライアント情報
会社名 | 株式会社オハラ |
所在地 | 神奈川県相模原市中央区小山1-15-30 |
事業内容 | 光及びエレクトロニクス事業機器向けガラス素材の製造・販売 |
研究開発センターのK.O.様にお話を伺いました。

同社の研究開発センターでDatachemical LABを活用して頂いています。社内でのDatachemical LAB活用を推進されているK.O.様にお話を伺いました。
Q1. Datachemical LABをどのようなテーマに活用していますか?
弊社の研究開発部門では光学、エレクトロニクス、環境、エネルギーなどの様々な分野に寄与するガラスやガラスセラミックスの研究開発を行っていますが、近年での技術革新スピードは目覚ましいものがあり、未来を見据えた新たなガラス開発が求められています。より優れたガラス材料を、よりスピーディーに開発すべく、当部門での利用においては、例えばDatachemicalLABの「回帰分析」や「ベイズ最適化」の機能を用いて、新規特性付与や性能向上を目指したガラス組成の探索や物性予測に利用しています。組成開発は当社が長年培ってきたコア技術であり、数万件のガラス素材データを活用することができますので、DatachemicalLABを用いて新しいガラスの可能性を見出すのに好適と考えます。
Q2. Datachemcial LABを選定した理由は何でしょうか?
「豊富な手法で解析可能」「企業や研究機関の導入実績が多数であり信頼性に優れている」「データの可視化が容易」「プログラミング不要かつ単純な操作性」「高いコストパフォーマンス」などといったメリットから選定いたしました。
特に化学・材料系の開発者はいわゆるITスキルを有する人が決して多くはないため、開発担当者全員がプログラミングを用いた計算処理を行うことはハードルが高いと感じています。操作性が単純で簡単に扱うことができ、チュートリアルやヘルプサイトも利用しやすく充実しているため、だれでも気軽にデータサイエンスに触れられるところはありがたいです。
また解析手法が豊富なうえに同時解析や各種モデル化結果の比較が容易なため、利用者も解析結果に納得感をもって開発に活用ができるところも選定理由の一つです。
Q3. Datachemical LABを導入した効果を教えて下さい。
実際にガラスの組成開発テーマで利用させていただきました。そのテーマは開発期間が非常に短く、性能面や知財面の両立も達成する必要がありました。ガラスの開発は、人がガラスの組成を考案し、実際に実験で考案した組成のガラスを作製する必要があります。一つのガラスを作るにも当然時間はかかりますし、実験の数も増えればそれだけ人への身体的負荷も大きくなります。今回はDatachemical LABの「回帰分析」や「ベイズ最適化」を用いたことで、従来よりも少ない実験回数で要求を満たすガラスを見出すことができ、結果としては開発の短縮化につながりました。
またDatachemical LABを活用していくことで、研究開発組織全体としてMIに対する知識・理解が浸透しつつあります。データの可視化や解析が視覚的にもわかりやすいため、研究開発者自身がデータサイエンスを理解する教材としても非常に有用でした。今では、「ぜひ自分の開発テーマに利用したい」という人も少しずつ増えてきています。
Q4. Datachemical LAB導入後のアップデートや当社サポートについてどのようにお感じでしょうか?
新機能や改善のアップデートが高頻度でされており、どんどん便利で使いやすくなっている印象です。今後もぜひ最新の解析機能を取り入れていただけると嬉しく思います。
また定期的な面談をしていただくことで、最新アップデート情報やこちらの悩み・要望に対して丁寧かつ迅速にフォローいただいており、非常に満足しています。
ヘルプページも、機能説明にとどまらずデータ解析における詳しい解説などが記載されており、教育・説明資料としても有用です。
Q5. 今後のDatachemical LABの貴社内での展開予定を教えて下さい。
弊社には数万件のガラス素材のデータベースがあるため、積極的にデータを活用しながらDatachemicalLABを組成開発に利用していきたいです。また組成開発だけにかかわらず、並行して進めている製造工程のDX化と連携して、素材・設計・製造で連携した課題解決にも利用していきたいと考えます。
そのためには、社内でのデータサイエンスの認知・理解をより広げていく必要があると考えます。データ人材の育成を進めるにあたって、DatachemicalLABを研修教材としても利用できればと考えます。技術の発展によってデータを収集しやすくなった一方で、収集した多量のデータをうまく活用していくにはデータサイエンスが重要です。DatachemicalLABはデータの可視化がしやすく、チュートリアルもヘルプページも充実しているので、初心者も理解しやすい教材にできると考えています。


